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テンプル・グランディン著「我、自閉症に生まれて」で紹介されている締め付け機が、研究会インストラクター石井先生(社会医学技術学院)の手によって作成されました。この機械は、自閉症児・者が好む圧迫刺激を使って彼らに情緒の安定などをもたらすものです。米国の自閉症施設等で使用されています。
実際に体験してみたい人は、社会医学技術学院(東京都小金井市)までお越し頂くか、関東近県であれば運送もいたします。
詳細は、石井(ishii@si-japan.net)までお問い合わせください。
参考書:テンプル・グランディン著「我、自閉症に生まれて」学研、1994.
側板の間に人が入り、自分にとって一番心地よい圧迫をコントローラーを使って調整します。
電動にて両側面のクッション板が狭まり、体を心地よく圧迫します。
米国におけるハグマシーン研究の紹介
Edelson, S.M. , Edelson, M.G. , Kerr, D.C.R. , Grandin,
T. ; "Behavioral and physiological effects of deep pressure on children with
autism : A pilot study evaluating the efficacy of Grandin's hug machine
" 「自閉症児における圧迫の行動学的及び生理学的影響 : グランディンのハグマシーン(締めつけ器)の有効性評価に関する先行的研究」:AJOT
53(2)145-152.1999.
目的:多くの自閉症者が示す一般的な症状の一つに、過剰な覚醒や不安水準がある。この研究は、体幹の側面に自分自身でコントロールしながら圧迫を与えることができる機器であるグランディンのハグマシーンを用いて自閉症者の覚醒や不安を低下されることに圧迫刺激が影響を及ぼすかどうかについて検討するものである。 方法:12名の自閉症児は、ランダムに実験群(圧迫刺激を受ける)とプラセボ群(締め付け器の中には入るが圧迫刺激は受けない)に分けられた。すべての子供は、6週間にわたり20分2回/週のセッションを受けた。覚醒は、Conners
Parent Rating
Scaleによって行動学的に、また皮膚電気反応(GSR)によって生理学的に測定された。 結果:行動面での結果は、圧迫を受けなかった群に比べて圧迫を受けた群では、緊張が有意に減少、不安はかろうじて有意な減少が認められた。加えて、実験群において圧迫後、平均してGSR測定値が減少、幾人かはより高いGSRであるようであった。
考察:これらの予備的知見は、特に覚醒と不安の高い自閉症児にとって、圧迫刺激がおだやかさに効果的であるという仮説を支持するものである。
(要約:太田篤志:広島大学) |
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