Japanese Academy of Sensory Integrationn

  感覚統合療法入門講習会
 実践コースのご案内
  
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 2004年12月、肢体不自由児を対象とした実践コースが広島県立身体障害者リハビリテーションセンターにて開催されました。受講生より感想を頂きましたので、掲載させて頂きます。



 12月18〜19日、感覚統合入門講習会実践コース(肢体不自由児)に参加させていただきました。知的障害児通園施設の肢体不自由児母子クラスを担任している保育士です。施設では、さまざまスタッフが子どもたちに関わっていますが、その中で、職場の課題となるのが連携です。今回、ОТと保育士で一人の子どもの活動を組み立て実践したのですが、あらためて連携について考えさせられました。子どもを多面的に見る、それには多職種の連携は不可欠ですが、子どもたちへの具体的アプローチになると今からの課題と感じます。
 また、感覚統合は、子どもを見るひとつの見方として奥深いものを感じました。感覚統合を学んで子どもに接していくとき、大人(保育案)に子ども合わせていた自分に気づきました。「子どもの願い」に常に立ち返れる!そんな自分になりたいと願いながら帰路につきました。
 加藤先生、篠川先生、また、研修会スタッフの皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。

  広島市西部子ども療育センター
      保育士 岩田さち江



    


 入門講習会実践コースは、実際の療育のなかでどのように活用していくのかを、実際の現場で実践的に学ぶことができるコースです。受講生に、講習会協力施設のお子さんを担当して頂き、行動観察評価、遊びプラン作成などの実習を2〜3日間の日程で行います。知的障害児コースと肢体不自由児コースがあります。日本感覚統合学会主催の実践コースは、概ね年2回、開催予定です。 
 (入門講習会日程表はここをクリック)

 実践コースは基礎コース修了者向けのコースです。

参加条件:

 発達障害児の医療、療育、教育、福祉等の業務に従事している方で、原則として感覚統合療法入門講習会基礎コース(旧称:多職種講習会)を受講済みであること。本講習会は、受講生が基礎コースの内容を理解していることを前提に演習、実習などを行います。

開催予定:
 感覚統合学会主催による実践コースは、年2回程度、中国・九州を中心に開催される予定です。

受講者の達成目標:
@子どもとの遊びを介した関係がとれるようになること
A子どもとの遊びのなかで感覚統合的視点を用いることができるようになること
B感覚統合の考えを用いて、楽しい遊びを子どもに提供するための方策を学ぶこと

内容:

 発達障害児施設等にて、実際に療育・遊びの提供を通して、以下の内容について学びます。
@ 感覚統合的視点での遊び活動の分析法
A 感覚統合の考え方を生かした遊び活動の立案と模擬実施

実践コースの流れの一例
:開催会場・講師によって若干異なることがあります。
  (写真は2004年12月に肢体不自由児向け実践コースのものです。)


● 1日目
 行動観察に関する簡単な講義を行った後、受講生3名で1人のお子さんの行動観察を行い、お子さんの状態についてまとめます。

09:30〜09:45  オリエンテーション
09:45〜11:00  講義:「肢体不自由児へ感覚統合的介入を行う際のポイント」
11:10〜12:00  演習:ビデオプレゼンテーション「行動観察評価/遊びの実際」
                基礎コースの復習です。行動観察記録用紙を用いて、感覚統合の視点で
                子どもを分析する方法について演習します。

  

13:00〜14:50  実習:担当ケースとの遊び・行動観察評価
                協力児との遊びを通して、感覚統合の視点でお子さんを分析します。
  

  

14:50〜15:15  グループ別実習:遊びプランの作成
                同じ協力児を担当した受講生で協議し、行動観察評価をまとめます。
  

15:30〜18:00  発表とフィードバック
                受講生は、行動観察のまとめや翌日行う遊びのプランなどについて発表し
                講師よりフィードバックを受けます。

  


● 2日目
 前日の行動観察をもとに担当ケースと遊び活動を行い、検討します。

09:00〜10:00  プレゼンテーション準備
               受講生は、担当の協力児に提供する遊びの準備を行います。
  

10:00〜12:00  実習:子どもたちと楽しく遊ぼう(1セッション50分)
               いよいよ受講生が計画した遊びを子どもたちに提供します。
               受講生が協力児に遊びを提供していきますが、必要に応じて、遊びの展開や
               援助の方法について、講師が助言・介入します。

  

  

  

13:00〜15:30 発表とフィードバック
               提供した遊びの内容、子どもの状態について報告し、講師よりフィードバックを
               受けます。

  
 
15:30〜16:00  質疑応答